近況報告

私たちは毎月、サービス利用料の請求書を送付する際に、ご家族に宛てて、ご利用者の近況をお知らせする手紙を同封しています。私の担当するご利用者のご家族のなかに、面会にいらっしゃるたびに、その手紙の感想を話してくださる方がいます。送付する写真が大変気に入られたようで、「いつも会いに来てるけど、私にはこんな表情は見せない。こんな風に良い表情をして暮らせるなら、とてもうれしい!」と話してくださいました。

また、手紙に書いてある担当職員の名前を見て、「この担当の人に会いたい」と、わざわざ私を探してくださり、お礼を言ってくださった方もいました。

手紙を書くようになってから、いろいろな場面でケアの仕方を意識するようになったと思います。次はどんな写真を撮ろうか、どんなことをしたらご利用者はよろこんでくれるだろうか……かかわり方や環境整備などについても、以前より深く考えるようになりました。手紙の内容も、どんな風に書いたらご家族の方にご利用者の様子が伝わるだろうかと、とても悩みますが、これからも、ご家族の立場になって、少しでもよろこんでいただけるように努めていきたいと思っています。

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