一日のあいさつ

皆さん、初めまして!私は、特別養護老人ホームで介護職員をしているマキコと申します。専門学校卒業後にこの施設に勤め、今年2年めを迎えたばかりの新米介護職員です。希望を抱いて介護の仕事に就いたわけですが、自分の描いていた理想と、日々の業務に追われる現実とのギャップに、正直驚きと不安も感じています。しかし、自分の意志で選んだ仕事ですから、その「志」を忘れずに、施設で生活するお年寄りが楽しく、その人らしい生活を送れるよう、がんばりたい気持ちもあります。この仕事のおもしろさを知り、早く一人前の介護職員になりたいと思っています!

さて、一日の始まりは、いつも”あいさつ”から。勤め始めた頃、施設から「あいさつは大きな声で元気よく」と教えられました(もともと大きな声なのですが)。元気なあいさつを継続していたら、お年寄りやご家族の方から「元気がいいね、笑顔がすてき!」と言われ、とてもうれしくなりました。「あなたの『おはようございます』を聞くと朝から元気になるよ」と言ってくださった、お年寄りやご家族の笑顔を思い出します。

思えば、笑顔がすてきと言われたのは、お年寄りの笑顔にふれて、私も自然と笑顔がこぼれたときのことでした。お年寄りに笑顔を届けるつもりが、気づけば私のほうがお年寄りから笑顔を分けてもらっていたんです。元気や笑顔って相手に伝わるんですね!

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